自動運転と連動して仮想現実(VR)コンテンツを体験する実証実験、長野県飯田市とKDDIが地域活性化で、包括協定も

長野県飯田市とKDDIは、2018年11月3日に飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」で、一般公道を自動運転車で走行し、自動運転用の3Dマップと連動した仮想現実(VR)コンテンツ体験の実証実験を実施する。自動運転車に乗車中、VR機器を通して走行場所に合わせた観光情報が表示される仕組み。飯田市は2027年開業予定のリニア中央新幹線の停車駅として、駅から観光地への自動運転とVRを活用した利便性向上を実証して地域活性化につなげる。

VR体験は一般の人が対象で、1回15分程度の乗車のうちVR体験は3分。アンケートによってフィードバックを得る。場所は飯田市の東和町ラウンドアバウト。飯田市は2013年に、東和町交差点で全国で初めて既存の信号機を撤去しラウンドアバウトを導入した。

飯田市とKDDIは地域活性化を目的に、XRや自動運転技術を活用する包括協定も締結。飯田市の伝統文化と最新技術を組み合わせたサービスを推進する。

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