東京都が米クルーズ会社と関係強化、2020年開業の新クルーズターミナルの第1船に、寄港地として継続利用も合意

東京港と米国のクルーズ会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、「今後の東京港寄港に係るロイヤル・カリビアン・インターナショナルと東京港の覚書」を締結した。東京都副知事の多羅尾光睦氏(写真右)と、ロイヤル・カリビアン・インターナショナル北アジア太平洋地区・中国社長のジナン・リウ氏(写真左)が署名した。

覚書は5項目で、このなかには2020年7月14日に開業する東京国際クルーズターミナルの第1船として、同日にロイヤル・カリビアン社の「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」を配船することを明記。初入港にあたり、歓迎セレモニーも実施する。

さらに同ターミナルでの円滑な乗下船オペレーションの実現に向けた相互協力や、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルの発着港/寄港地としての継続的な利用も合意。相互発展のため、将来に向けたさらなる関係強化を図るとしている。

東京港とロイヤル・カリビアン・インターナショナルは2013年、東京港として初の10万トン超となる大型客船「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」の寄港にあわせ、相互発展の覚書を締結。今回の覚書は、その趣旨を踏まえ、新たに5つの具体的な内容で締結した。

なお、第1船の寄港船となるスペクトラム・オブ・ザ・シーズは、2019年4月に就航予定の新造船。総トン数16万8666トン、乗客定員4246人で、最新テクノロジーを多用した同社の次世代客船クラス「クァンタムクラス」をさらに進化させた客船だ。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルでは2015年から、中国で同型の「クアンタム・オブ・ザ・シーズ」と「オベーション・オブ・ザ・シーズ」を配船し、日本にも寄港するクルーズを運航していたが、東京では受け入れ態勢が整っていなかった。新ターミナルの開業以降は、東京寄港を含む7~8泊の日程のクルーズを開拓していく意向だ。

スペクトラム・オブ・ザ・シーズのイメージ

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