車中泊できる「駐車場と家」を提供する新サービス登場、中長期滞在や住所登録も、第一弾は能登で

車中泊ができるカーシェアサービスを提供するCarstay社はこのほど、「田舎バックパッカー」としてブログの運営や田舎体験事業などを手掛ける中川生馬氏と連携し、中長期滞在が可能な“住める”民家の駐車場「バンライフ・ステーション」をオープンした。

中川氏が石川県で運営する多用途・多目的の家「田舎バックパッカーハウス」施設内で実現するもの。

「バンライフ・ステーション」は、箱型のバン(車)を拠点に、仕事や旅をしながら生活する「バンライファー」向けの拠点。バックパッカーハウスの駐車場に、車中泊仕様の車をドッキングさせる一方、施設内のコワーキングスペースやリビング、キッチン、浴室などを共同利用できるようにした。

料金は、一部光熱費込で15日以上~30日未満で2万2000円、7日以上15日未満で1万2000円、7日間で7000円。気軽に「家」の設備を使用でき、住所登録も可能だ。

これまでは車中泊を行う場合、道の駅やオートキャンプ場、RVパークなど、一時的に車中泊や仮眠がとれる施設はあったが、中長期滞在可能な施設はああまり存在していなかった。そのような背景のもと、Carstayと田舎バックパッカーは、「バンライフ」「可動産」「移動型定住」に関する取り組みや考え方が合致。今回のサービス開始に至ったという。

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