ANA、入国制限受けてヨーロッパ路線を軒並み運休、成田/ホノルル線や新規開設の羽田/サンフランシスコ線も

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ANAは、新型コロナウイルス感染症の影響にともなう各国における出入国規制や検疫体制の強化、需要減退等を踏まえ、 2020年3月と4月の国際線一部期間について、追加対応を発表した。

3月28日までの2019年冬季ダイヤでは、新たに5路線43便を運休。これにより、2019年冬季ダイヤ期間における国際線の運休・減便数は、54路線で合計2316便となる。

2020年夏季ダイヤ期間(3月29日~4月24日)の対応では、ヨーロッパからの入国制限にともない、ヨーロッパ路線で大幅な運休・減便を追加した。まず、羽田/ロンドン線と羽田/フランクフルト線(NH203/204)は、週7便から週3便に減便。羽田/パリ線、羽田/フランクフルト線(NH223/224)、羽田/ミュンヘン線、成田/デュッセルドルフ線、成田/ブリュッセル線、羽田/ウィーン線、成田/ウラジオストク線は運休する。また、4月20日に新規開設する予定だった羽田/ミラノ線は、5月16日まで運休となった。

北米路線では、3月29日に新規開設予定だった羽田/サンフランシスコ線は4月25日に延期。羽田/シカゴ線と成田/ホノルル線は運休する。

このほか、新たに成田/パース線、羽田/バンコク線(NH849/848、NH847/850)、羽田/ジャカルタ線、成田/マニラ線を運休。成田/クアラルンプール線は週7便から週3便に減便(3月31日は運休)、成田/シンガポール線も週7便から週3便に減便する(3月29日~4月1日は運航)。

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