ANA、中国路線を大幅減便、中国当局の要請や需要減退で、国際線の追加運休・減便を発表

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ANAは2020年3月27日、新型コロナウイルスの影響による需要減退を受けて、3月と4月の国際線の運休・減便を追加した。今回発表の対象路線は、10路線175 便。これにより、2020 年夏季ダイヤ期間 (3 月29 日~4 月24 日)における国際線の運休・減便数は、計68路線3813 便となる。当初は、同期間中で72 路線4653 便を計画していたことから、約80%の便が運休・減便されることになる。

今回運休が発表されたのは、羽田/北京(NH961/962)、成田/大連(NH903/904)、成田/青島(NH927/928)、3月29日新規開設予定だった羽田/青島(NH949/950)、成田/厦門(NH935/936)、成田/広州(NH933/934)、羽田/広州(NH923/924)。

また、成田/北京(NH1909、961/962)も、日本政府の措置として発着地を羽田から成田へ変更してNH962のみの運航予定だったが、中国当局からの減便指示を受けて運休する。3月29日新規開設予定だった羽田/デリーは、3月30日、4月1日、3日、5日、8日にデリー発のNH838のみを臨時便として運航する。

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