以前よりも「旅行会社を利用したい」が増加傾向、ミレニアル世代は4割、「安心」への期待高く

トラベルポートが2020年7月に、世界の航空会社、ホテル、レンタカー会社、DMOら合計29社、およびアメリカ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、インドの5か国の旅行者に対して独自調査を行い、旅行マーケットの回復に対する意識をまとめた。

調査では、清掃・消毒、除菌シートや消毒液の用意、ソーシャルディスタンスの確保、マスク着用、体温チェック、非接触サービス、飛沫防止対策などが十分に感染防止対策がとられていれば、多くの旅行者が旅行を計画したいと考えていることがわかった。

また、調査結果からは旅行者による旅行会社への期待感が高いことも明らかに。全体の33%が「以前よりも旅行会社を利用したい」と回答し、「以前と変わらず利用したい」を合わせると旅行会社の利用意向は82%にのぼった。

その理由として、65%が「旅行会社は最新の安全情報を提供しくれるため、安心して予約できる」と回答した。また、「チケットの変更やキャンセルを考えた場合、旅行会社での予約が安心できる」も23%となった。

年代別に見ると、特に18~38歳のミレニアル世代では「以前よりも旅行会社を利用したい」が39%で、39~54歳(34%)、55~73歳(25%)、74歳以上(17%)を上回り、「以前と変わらず利用したい」(44%)を合わせると旅行会社の利用意向は83%にのぼった。

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