マリオット、アジア太平洋15ホテルで環境保全体験プログラムの提供、日本ではザ・リッツ・カールトン沖縄も参加

マリオット・インターナショナルは、アジア太平洋地域で、コロナ禍の先を見据えて、地域コミュニティの活性化と環境保全への取り組みをテーマにした体験型プログラム「Good Travel with Marriott Bonvoy」を開始した。「ザ・リッツ・カールトン沖縄」をはじめ15軒のホテルが参加する。

体験型プログラムは、環境保全、地域コミュニティとの連携、海洋保護を3本柱として用意した。同社では、国連が進める持続的な開発目標(SDGs)に賛同し、「Serve 360:Doing Good in Every Direction(あらゆる分野に良いビジネス)」を展開しており、今回の取り組みもそのひとつ。

同社アジア太平洋地域セールス・マーケティング最高責任者のバート・ビューリング氏は「提供するプログラムは、さまざまな環境保護アクティビティへの参加を容易にする。家族で学べる機会を提供し、バケーションをさらに意義深いものにする」と話し、今後さらに参加ホテルを増やしていく考えを示した。

オンライン会見でGood Travel with Marriott Bonvoyを説明するビューリング氏

ザ・リッツ・カールトン沖縄では、海洋保護のテーマのもと、珊瑚の種の付け方から珊瑚礁の修復方法をについて学ぶ機会を提供する。このほか、主な参加ホテルとプログラムは以下の通り。

  • シェラトン・モルディブ・フルムーンリゾート&スパ : 珊瑚礁の再生植え付け活動
  • JWマリオット・プーケット・リゾート&スパ: ウミガメシェルター
  • フィジー・マリオット・リゾート・モミ・ベイ: マングローブ植林
  • JWマリオット・ムスーリー・ウォルナットグローブ・リゾート&スパ (インド):植林活動
  • ザ・サンヤ・エディション(中国三亜): 環境にやさしい宿泊体験
  • シェラトングランド鄭州ホテル: 地質学的進化を通して考える環境保護
  • シェラトン香港東涌ホテル: 養蜂家の疑似体験
  • ウェスティン・デナラウアイランド・リゾート&スパ (フィジー): デナラウ農場(オーガニック果物と野菜の栽培)
  • フェアフィールド・バイ・マリオット釜山: 海岸の清掃

2021年、100軒を新規開業、日本ではW大阪もオープン予定

このほか、ビューリング氏は会見で、コロナ禍で旅行制限が世界中で継続しているなか、中国を除くアジア太平洋地域では現在のところ、全ホテルの74%がオープンしていることを明かしたうえで、「将来に向けて、我々は楽観している」と話した。同社ではアジア太平洋で75軒のホテルを開業。今年も、約100軒のホテルの開業を予定している。

そのうち日本では、「W大阪」がオープン。Wブランドとしては日本初上陸になる。また、「道の駅」に隣接する「フェアフィールド・バイ・マリオット」6軒をオープンする予定。2023年末までに日本国内で30軒以上の開業を見込む。

また、ビューリング氏は今後の旅行市場トレンドについても言及。「ミレニアル世代がまず旅行を再開し、国内から海外の特定地域、そして長距離市場と回復は進む」との見通しを示したほか、今後の傾向としてボランティアなど「目的のある旅行が優先される」とした。

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