(4/1限定記事)無人島で電源・ネットなしのワーケーション実証実験へ、伝書鳩で業務連絡

ワーケーション実証実験の候補地

政府はワーケーションを推進しているが、その一環で、電源やネットなしでもワーケーションができるかどうかの実証実験を検討していることが、関係者への取材で明らかになった。取材は、4月1日早朝におこなった。

【注意】このページは「4月1日限定」の記事です。毎年4月1日(いわゆる「エイプリル・フールの日」)にだけお読みください。

具体的には、モニター参加者を募り、電源や通信環境がなく、インターネットの基地局も設置できない無人島を選出して滞在してもらい、ワーケーションができるかどうかの実証実験をおこなうもの。

基本はテントでの寝泊まりをおこない、勤務時間以外は自然の中で自炊生活をおこなう。これにより業務効率が上がるかどうかを検証する予定だ。

待機中の伝書鳩電源がないのでパソコンは使えず、業務は「紙」を使っておこなう。世界的なサステナブル(持続可能)な社会への関心の高さに配慮し、使用する紙は古紙パルプ配合率100%、再生紙使用マークが付いたものに限るとしている。

また、電波がなくWi-Fiが使えないため、業務連絡には伝書鳩を活用する予定で、すでに待機しているという。

さらに、複数人数でワーケーション実証に参加する場合、コミュニケーションは、ソーシャルディスタンスを確保するために糸電話を活用した会話を推奨している。そのためのビジネス専用の糸電話も開発しているところで、まもなく完成予定という。

ビジネス専用に開発されている糸電話(ビジネス「糸」フォン)業務で組織内の稟議書などを扱う場合は、業務効率化の観点で国が推進している脱ハンコの流れもあることから、基本は拇印を推奨する予定だったが、拇印は人権団体がプライバシー保護の観点から反発することが予想されることから見送りとなった。

こうした取り組みに、関係者は「環境に配慮した、今ドキのサステナブルなワーケーションになる」と自信を見せている。今回の結果次第では、海中でのワーケーションの検証がおこなわれる可能性もあるという。

なお、この記事は4月1日に取材し、配信されているニュース。トラベルボイス編集部では、読者に対して本記事の信憑性に関して注意喚起を促している。

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