世界の3大航空連合、G7サミットで出入国基準の共通化を呼びかけ、ワクチン接種証明のデジタル化も要望

世界の航空各社が加盟する航空連合のワンワールド、スカイチーム、スターアライアンスは、2021年6月11日からイギリスで開催されるG7サミットで、安全な国境の再開に向けて、渡航および衛生に関する基準の共通化を求めていく。

世界ではワクチン接種が進んでいるが、海外旅行の再開にあたって、国や空港によって異なる運用方法や規制、頻繁なルールの変更が障害になっているところ。世界の航空輸送の約3分の2を占める3大アライアンスは、旅行者の安全安心の渡航できる環境整備に向けて、以下の措置の共通化を求める。

  • ワクチン接種が完了した乗客の検疫免除
  • 簡単にアクセスでき、安価で、一貫性のある新型コロナウイルスの検査の提供
  • 乗り継ぎ乗客が乗り継ぎ地点でトランジットゾーンに留まる場合は、追加の検査や検疫の制限を免除

また、3大アライアンスは、ワクチン接種証明書を含む渡航要件管理のデジタル化も各国政府へ呼びかける。

OECD(経済協力開発機構)が近頃公表した試算によると、2020年に国際観光産業は約80%減少。世界旅行観光評議会は、世界で最大1億7400万人の雇用が失われるリスクがあると推定している。パンデミック以前は、OECD加盟国において観光産業は平均でGDPの4%以上を占めていた。

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