テレコムスクエア、屋内外対応のARナビアプリで「旅のDX」提案、道案内と行動データ活用の販促、マーケティングも

テレコムスクエア社は、自社開発のARナビゲーションアプリ「PinnAR」が屋内でのナビに対応し、玉川高島屋S・Cで導入されたのにあわせ、導入背景や同アプリの特徴を説明する記者会見を開催した。

PinnARは、AR(拡張現実)技術を活用し、直観的に目的地へと誘導できる多言語対応ナビアプリ。すでに世界で130万ユーザーに利用されているが、このほど、GPSの信号が入りにくく、かつ、階層(高さの測位)の対応が難しかった屋内でのARナビを独自技術で実現。屋外・屋内でのARナビの提供を実現した。

さらにナビだけでなく、店舗情報やクーポン表示などの機能も装備。これらを活用した集客や、アプリに集積される行動データを用いた販促施策、商業施設やエリアでのマーケティングツールとしての活用も提案する。

テレコムスクエア代表取締役社長の吉竹雄次氏(写真)は、「これまで旅行業界で30年にわたり通信環境をサポートしてきた。このノウハウや販売チャネルをベースに、PinnARによる旅のDXを提案し、旅行業界の活性化に貢献したい」と意気込みを話した。

玉川高島屋S・Cを運営する東神開発の代表取締役副社長営業本部長の宇都宮優子氏は、PinnARの導入を決めた背景をメッセージ動画で寄せた。

宇都宮氏は、開発から51年の間に面開発していった館内の動線を来館客に伝えることや、コロナ禍での対面を回避した案内、外国人居住者に対する多言語対応などの課題があったことを説明。ハウスカードの購買履歴とは異なる館内の行動データによるマーケティングなど、個々のニーズをきめ細やかに察知できる可能性にも期待を示した。同社では、街づくりに力点を置いた商業施設やエリア開発を目指しており、街自体を深く知ってもらい、再訪を促す取り組みを重視しているという。

テレコムスクエアではPinnARについて、様々なコンテンツ、ソリューション、機能を高度化・拡充させ、プラットフォームとしての展開を目指していると説明。吉竹氏は「玉川高島屋S・C様の参画で、商業ベースに乗った。これをスタートに、今後はPinnARを通して世界に挑む。このアプリで世界でより安心で楽しいショッピングや街歩きが可能になり、ひいては海外旅行の行動が変わるようなことも実現していきたい」と話した。

発表資料より

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