米国の旅行手配会社の最新事情、新たに生まれた役職「安心安全管理者」、感染防止対策チェックや検査手配に対応 【外電】

新型コロナウイルスによって、世界の観光産業は完全に停止してしまい、世界中で6200万人もの雇用が失われたと言われている。加えて、オミクロン株が新たな脅威として出現。観光業界の先行きはさらに不透明感が増している。

そのような中、米国の大手ツアーオペレーターの中には、未来に向けて新たな雇用機会を創出する動きが出ている。トラファルガー・ツアーズ、インサイト・バケーションズ、ラグジュアリー・ゴールドなど富裕層向けのツアーを提供するツアーオペレーターは、新たに「安心安全管理者(well-being director)」という役職を設けた。

その役割は、パートナーであるレストラン、ホテル、アトラクション、イベント施設などが、現地の感染防止対策を遵守しているかどうかを確認すること。インサイト・バケーションズのガイ・ヤング社長は「この激動の時代に、顧客に特別な快適性や安心感を提供することは大切なこと。また、オペレーション担当者に余計な負担をかけないことも重視した」と、この役職を設けた背景を説明する。

安心安全管理者の具体的な業務は?

新型コロナウイルスによって、米国に帰国するための検査など、新たな手配が必要になっているが、それをすべてオペレーション担当者が行うのは大変なことだ。

インサイト・バケーションズの場合、安心安全管理者は、サプライヤーが決められた対策を守っていなければ、その内容を本社に報告。そのうえで、サプライヤーに通知し、改善を求めるが、現在のところ、そういうことは起きていないという。

雇用の方法は様々だ。インサイト・バケーションズでは、休業中のオペレーション担当者を安心安全管理者として訓練したうえで再雇用する。

エグゾダス・トラベルズのオペレーション担当ディレクターのマイク・ジェームズ氏は「安心安全管理者の数と、安心安全な旅行との間には直接的な関係はないかもしれない。しかし、我々は安心安全管理者の採用はやめない。誰もが旅行に対して神経質になっているなか、最高クラスの旅を提供していることを示すためには必要なことだ」と話す。

※編集部注:この記事は、米・観光専門ニュースメディア「スキフト(skift)」から届いた英文記事を、同社との提携に基づいてトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。

オリジナル記事:Tour Operators Create New Jobs to Assure Travelers About Trip Safety

著者:ラシャード・ジョーデン氏

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