ハイアット、日本初進出の新ブランドでホテル開業、東京と大阪で、地域性生かしたコミュニティ型デザイン

ハイアットホテルズコーポレーションは、2019年に発表した新ブランド「キャプション by Hyatt」を大阪と東京で開業する計画を発表した。

同ブランドはライフスタイルホテルの個性と、セレクトサービスホテルの効率性を合わせた新コンセプトのホテル。ロビーの代わりに飲食を提供するソーシャルスペースを置き、地域の社会生活と文化を取り込み、ホテルに集まる人によってホテルがコミュニティになるよう、デザインする。主に都市部で開発し、地元の雇用と消費促進、地元の活性化を目指すという。

大阪でオープンするのは、「キャプション by Hyatt なんば 大阪」。日本橋駅やなんば駅から徒歩5、6分圏内で、黒門市場やなんばグランド花月など、大阪カルチャーの中心地の立地だ。開業は2024年前半の予定で、167の客室と料飲施設、ジムを備える。

東京でオープンするのは「キャプション by Hyatt 兜町 東京」。地下鉄5路線の駅から徒歩圏内であり、羽田空港や成田空港へのアクセス利便もよい。日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトとブランドコンセプトが合致するとし、同ホテルが地域のランドマークの1つになるよう取り組む。開業は2025年の予定で、200の客室を予定するほか、料飲施設とジム、会議室を設置する。

なお、同ブランドの展開は、日本では初めて。海外では、メンフィス(米国)と上海(中国)で、2022年内の開業を予定している。

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