西日本旅客鉄道（JR西日本）は2024年秋、新たな観光列車を導入する。コンセプトは「地域の華（はな）を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車」で、キハ189系の車両を改造。季節ごとに運行エリアを変え、地域の魅力を発信する。列車名は後日発表する。
2024年秋の北陸デスティネーションキャンペーンに合わせて運行を開始する。第1弾は敦賀から若狭、京都府北部を通り、城崎温泉までを結ぶ。
車体カラーは、紋付き染めで最高級とされる檳榔子染め（びんろうじぞめ）の色がベース。3両編成の定員54席でハイグレードな仕様。乗客が歓談したり、地域の人々によるイベントを楽しめるフリースペースを設ける。価格帯はグリーン車以上になる予定だ。
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