星野リゾート、北海道弟子屈町に温泉旅館ブランドで進出、まちづくり計画の策定にも参画

星野リゾートは、北海道弟子屈町に温泉旅館ブランド「界」を2026年に開業する。同社は、「阿寒摩周国立公園 川湯温泉街まちづくりマスタープラン」の策定に参画するとともに、「阿寒摩周国立公園 川湯温泉廃屋撤去跡地における宿舎事業」公募を落札、実施協定書を締結している。

マスタープランでは、開発コンセプトを「湯の川がつむぐカルデラの森の温泉街」と設定し、温泉が注がれた川に入浴ができる「川湯ラグーン」、木漏れ日と心地よい自然に包まれた「川湯テラス」、川にそって屋台が立ち並ぶ「川湯横丁」など、阿寒摩周国立公園の豊かな自然を生かした多様なスペースを提案。「界」では、川湯温泉の自然・文化がもつ魅力を広く発信していく。

「界」が開業するのは、環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」のうち、先行して整備するとした国立公園のひとつである「阿寒摩周国立公園」。今後、マスタープランの内容をさらに磨き上げることで、世界水準の「ナショナルパーク」として阿寒摩周国立公園をブランド化していく考え。

「界」は現在、全国で22施設を展開。2022年には「界 ポロト」「界 由布院」「界 雲仙」「界 出雲」が開業した。

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