JTB、タビナカで食文化を楽しむ観光を強化、食を軸に訪日客の誘客支援、テーブルクロス社に出資

JTBは、ガストロノミーツーリズムの推進を目的に、訪日外国人向けフードプラットフォーム「byFood.com(バイフードドットコム)」を運営するテーブルクロス社への出資を決定したと発表した。 カストロノミーツーリズムとは、その地域の気候・風土から生まれた食材、習慣、伝統、歴史とともに育まれた食を楽しみながら旅すること。

テーブルクロス社はインフルエンサーマーケティング、日本の食体験のプロモーション動画作成、レストラン予約、帰国後の越境ECによる日本食の販売などを手がけており、JTBが持つノウハウである自治体・DMOへの誘客、インバウンドプロモーションに関する提案力などと掛け合わせることで、誘客から施策の検証までワンストップでおこなう仕組みを提案する。

出資の背景として、JTBは、その土地ならではの食文化が存在し、訪日客のタビナカのコト消費で「日本食を食べる」ことに対する満足度が高いこと、顧客接点として食のポテンシャルが高いことをあげている。今後、「byFood.com」の食体験ツアーを JTB のネットワークを使って販売することなども計画している。

発表資料より

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