国交省、クルーズの地方誘客促進へ公募開始、本格的受入れ再開へインバウンド対策や安全対策に補助金

国土交通省は「クルーズの安全な運航再開を通じた地域活性化事業」の公募を開始した。2023年度で第2回目の公募。コロナ禍で運航休止が続いていた国際クルーズは、2022年12月から日本船社、2023年3月からは外国クルーズ船社が運航を再開。2023年3月に閣議決定した観光立国推進基本計画に掲げた、2025年に訪日クルーズ旅客250万人、外国クルーズ船寄港回数2000回超え、寄港港湾数100港の目標を達成するため、地方誘客促進に向けた取り組みを推進するねらいだ。

対象は港湾管理者、地方公共団体、DMOを含む民間事業者、クルーズ振興のための地方協議会など。応募受付期間は5月29日~6月9日。

具体的には、本格的なクルーズの受入再開促進、訪日外国人観光客が楽しめる国内クルーズの仕組みづくり支援、新たなクルーズ船受入に向けた安全対策に要する経費の一部を補助する。補助率は1/2以内。

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