国交省、「ポケモンGo」との連携拡大、地域の歴史的建造物を再発見、秋田県横手市でポケストップ設置

国土交通省は2023年5月31日、地域の魅力や歴史的建造物を「Pokémon GO(ポケモンGo)」で再発見する取り組みを拡大すると発表した。「ポケモンGO」を運営するNiantic社と連携。ポケストップによる歴史的建造物の紹介を、第2弾の神奈川県小田原市、第2弾の静岡県三島市、和歌山県広川町、広島県尾道町、愛媛県内子町、福岡県太宰府市に続き、第3弾として秋田県横手市で開始した。新たな切り口で地域固有の歴史文化の再認識や親しむ機会を提供する。

ポケモンGOとの連携は、国から歴史まちづくりに取り組んでいる都市として認定された「歴まち認定都市」で実施している。具体的には、新設されたポケストップに「建造物の説明」や「歴まちロゴマーク」が表示され、各都市の歴史まちづくりの取り組みや魅力を紹介する「歴まち情報サイト」へのアクセスを促す仕組みだ。横手市では、木村屋商店本店や旧片野住宅など計22カ所に歴まちロゴマークのポケストップを設置する。今後、第4弾として、福島県国見市、静岡県浜松市、滋賀県大津市でも7月末以降、提供を開始する。

ポケモンGOは、GPS 機能を活用し現実世界そのものを舞台としてプレイするスマートフォン向けアプリ。ポケストップでは、ポケットモンスターを捕まえるためのモンスターボールなど、ゲームに欠かせないさまざまな道具が手に入るとともに、その場所の名前、写真、説明が表示される。

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