大阪観光局、LGBTQ「プライド月間」で情報発信を強化、ホテルや観光施設などの取り組みを紹介

大阪観光局が6月の「プライド月間」でおこなわれる様々なイベントをウェブサイトやSNSで国内外に発信している。「プライド月間」とは、LGBTQ+などの多様性への理解を深め、権利を啓発する世界的な取り組み。大阪府立国際会議場が館内外ガラス面にレインボーカラーのシートを貼付したり、各ホテルがレインボーカラーのスイーツやカクテルを用意したりするなど、大阪各所がレインボーで彩られている。

大阪観光局は重要施策の1つとしてLGBTQツーリズムを推進しており、情報発信を通じてプライド月間の周知・浸透を図ることで、LGBTQ旅行者の受け入れに向けた環境整備を進めたい考えだ。

たとえば、マリオットグループの「アロフト大阪堂島」は2023年6月24日、性と生の多様性を称える「プライドパーティ」を開催。DJミュージックやダンサーパフォーマンスなどで盛り上げる。

このほか、在留外国人の交流の場である「YOLO BASE」が期間中、レインボーに装飾される。一本松海運が観光船の一部にレインボーフラッグを掲出して運行、水陸両用観光バス「ダックツアー」のロゴがレインボーカラーに代わるなど、様々なイベントや取り組みがおこなわれている。

今回のイベントに参加している大阪府内の施設・事業者は、W大阪、アロフト大阪堂島、スイスホテル南海大阪、ホテルロイヤルクラシック大阪、YOLO BASE、大阪国際会議場、日本民泊協会、一本松海運、水陸両用観光バス ダックツアー、日本シティサップ協会。

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