
宮城県の「ガイアリゾート蔵王山水苑」によると、同施設がイタリアのアルベルゴ・ディフーゾ・インターナショナルから世界で初めて「オスピタリタ・ディフーザ(Ospitalità Diffusa)」の国際認証を受けた。また、「蔵の街ガイアリゾート」もスタートアップ認証(認定準備地域)として登録された。
「アルベルゴ・ディフーゾ」は、イタリアで生まれた分散型宿泊施設モデル。2025年時点で、イタリア国内に150地域、その他の国で16地域が認定されている。そのうち、「オスピタリタ・ディフーザ」は、宿泊だけでなく地域の福祉・医療・農業・教育・自然資源・文化を統合してホスピタリティを提供するエリア拡張型モデル。
日本では岡山県矢掛町が初の認証地域。今回、ガイアリゾート蔵王山水苑は国内2例目、世界初の「オスピタリタ・ディフーザ」認証地域となった。
今後、ガイアは、文化・暮らし・自然と調和する滞在体験を基礎に置きながら、「蔵王福祉の森構想」の掲げる理念「誰もが役割を持ち、安心して暮らせる共生のまちづくり」を合わせて、新たなリゾートモデルを構築していくとしている。
報道資料より