HIS、ホテル事業でブランド構成を4つに細分化、世界市場の取り込みを加速、上位ブランド「変なホテルプレミア」を新設

H.I.S.ホテルホールディングスは、旗艦の「変なホテル」の上位ブランド「変なホテルプレミア」を拡大し、全国6軒の「変なホテル」を「変なホテルプレミア」としてリブランドオープンした。グローバルブランド確立に向けた戦略の一環。

現在、同社は世界7カ国・地域で12ブランド48軒のホテルを展開している。グローバル市場の取り込みを加速するためマルチブランド戦略を強化。第1フェーズとして、「変なホテル」のブランドを細分化し、上位ブランド「変なホテルプレミア」を新設した。

ハイエンドな滞在を提供する「変なホテルプレミア」としてリブランドオープンしたのは、2024年の「変なホテルプレミア京都 五条烏丸」を含め、「変なホテルプレミア東京 浅草田原町」など国内7軒。追求するコアバリューは、「変なホテル」の「繋がる・快適・先進的・遊び心・生産性」に加え、「地域共生」「自然との融合」「最上級のおもてなし」の3つ。ロビー、フロントのデザインに、ホテルが立地する地域の観光名所・伝統工芸などを最新のテクノロジーで表現するほか、過度な水の使用を抑制する仕組みを導入。スタッフにはハイレベルなホスピタリティ研修も実施する。

発表資料より

今後はブランド構成をラグジュアリー、アップスケール、ミッドプライス、エコノミーの4つに細分化。「変なホテルプレミア」や「ウオーターマーク」などのアップスケール、「変なホテル」のミッドプライスが中心だが、最上ランクのラグジュアリーや手軽なエコノミーのホテルブランドの開発、運営に挑戦するという。

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