
米・国土安全保障省のクリスティ・ノーム長官は、2025年7月8日(現地時間)、米国内空港の保安検査場で旅行者に靴を脱ぐことを義務付ける規則を同日付で廃止すると発表した。
運輸保安局(TSA)は、これまでの試験プログラムで、旅行者が靴を履いたままでも空港が安全を確保するために必要な設備を備えていることが示されたとの認識を示している。
ただし、ノーム長官は、「追加の検査が必要と判断した場合」、一部の旅行者は引き続き靴を脱ぐよう求められる可能性があると付け加えている。
靴を脱いだ状態での保安検査は、2001年に発生した航空機の爆破未遂事件の後、2006年8月に義務化された。
※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。