
宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ)は、宿泊予約エンジン「tripla Book」でフィリピンのオンライン決済代行サービス「Maya」との連携を開始した。この連携によって、「tripla Book」を利用する宿泊施設は、フィリピン国内の旅行者が予約する際も事前決済が可能となる。
Mayaは、フィリピン国内で4000万人以上に利用されている決済代行サービス。トリプラでは現在、アジア圏を中心に9カ国で3369軒の宿泊施設に予約システム「tripla Book」を提供している。日本、韓国、台湾、インドネシア、タイでは事前決済機能が導入され、「tripla Book」経由の予約の約20%が事前決済で支払われているという。
事前決済のメリットは、宿泊者が予約時に支払いを完了することで、チェックイン・チェックアウト時の手続きがスムーズになることや、フロント業務の効率化、キャンセル料の取りこぼし防止などが挙げられる。