オムロン、長野県駒ヶ根市で公共ライドシェア、地域住民や観光客向けに、地域交通事業者らと連携

オムロングループで鉄道駅の自動改札機など社会公共システムを提供するオムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、長野県駒ヶ根市で、公共ライドシェアサービスの導入に向けた実証実験を開始した。この取り組みは、昨年度実施の実証実験に続く第二弾となる。

公共ライドシェアサービスの導入検討に向けて、2025年1月中旬から3月前半までの期間、駒ヶ根市地域公共交通協議会、赤穂タクシー有限会社、伊南乗用自動車有限会社、OSSで公共ライドシェアサービス導入に向けた実証実験を実施した。

今回は、利用者のターゲットとして、前回の対象だったビジネスパーソンに加えて、地域住民や観光客へと対象を拡大。観光シーズンには公共交通の混雑が想定されることから、地域交通事業者の赤穂タクシーや伊南乗用自動車と連携し、タクシー優先配車機能などを導入し、地域住民や観光客の快適な移動を支援する。

OSSは、地域での交通空白の課題解決に向けて、2019年から公共ライドシェア「meemo(ミーモ)」を提供している。

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