京都・嵯峨野トロッコ列車、2027年春に新車両、座席間隔や通路幅を拡大、インバウンド対応で多言語表示も

京都・嵯峨野観光鉄道は、2027年春に導入予定の新たなトロッコ列車の車両デザインおよび車内設備を決定した。現在運行している車両は2026年の営業運転をもって引退する予定。

新たな列車のコンセプトは 「保津峡の渓谷美」、「ノスタルジックな旧山陰線の汽車旅」、「嵯峨野・嵐山の洗練された『ひなび』風情」。

また、ロゴ・シンボルマークも刷新。従来のエンブレムのデザインを継承しつつ、「紅葉」「桜」「清流」「土木遺産のトンネル」「笹の円環(竹林)」を織り交ぜ、沿線の魅力を表現した。

新たな車両は、安全性と安定性を向上させるほか、車内では座席間隔や通路幅の拡大し、ガラス張りの天井や側面、特別室の導入などサービスを拡充する。インバウンドへの対応としては、4か国語対応(日本語・英語・中国語・韓国語)の車内表示器も設置する。

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