ナビタイム、貸切バスの行程表クラウドに新機能、過去の渋滞・道路交通情報を検索・確認可能に

ナビタイムジャパンは、貸切バス対応のWebサービス「行程表クラウド by NAVITIME」で過去の高速道路交通情報を検索・確認できる新機能を追加した。これにより、運行後に当日の詳細な渋滞情報を確認し、日報作成や監査時に活用できるようになる。

新機能では、該当道路上のどの区間にどのような渋滞・規制情報があったか、過去の道路交通情報を地図上に表示し、画像データとして出力できる。バス会社は、日報の作成時や、運行計画と運行実績に差異があった場合の監査時に運行当日の渋滞・道路交通情報を客観的な証拠として説明や提示が求められることがある。こうした際に、手作業でエビデンスとしての網羅性や正確性を担保することが難しい課題があったことから開発したという。

新たな機能により、運行後に必要なタイミングで、運行時点でのルート上の正確な道路交通情報を、迅速に検索・出力できる。運行管理者の業務負担を軽減するとともに、信頼性のある運行記録の管理や提示を支援する。

今後は、必要に応じてドライバー名や車両番号などの情報を補足できるようにし、運行日報や記録簿に添付する資料として活用、保管機能なども検討する。

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