2026年3月3日~5日にかけてベルリンで開催される世界最大級の国際観光産業トレードショー「ITB Berlin 2026」の概要が発表された。同イベントは、世界の観光、航空、ホテル、MICE、テクノロジーなどの見本市として知られ、毎年、世界中から旅行会社などのバイヤーやメディア、観光局、観光事業者などが集結する。2026年は60周年の節目にあたり、過去の成功事例と未来のトレンドに焦点を当てた深い洞察を得られる場となる。
来場者向けには、MICE、文化、ホテルテクノロジー、サステナビリティ、イノベーション、ツアー&アクティビティといった専門テーマで新たに企画されたITBガイドツアーが提供される。さらに、若手観光業界関係者のためのネットワーキングイベントとして成功を収めたドイツ観光産業連盟との共催イベント「コネクションナイト」も開催される。
また、60周年を記念した初の限定出版物として、重要なトレンド分析を収録した最新刊「ITBグローバル・トラベル・コレクション」も発行。このほか、「ITBアメリカズ・ナイト」では、2026年11月にメキシコのグアダラハラで開催される、アメリカ大陸向けの新しいB2B観光旅行見本市「ITBアメリカズ」が紹介される予定だ。
前回のITB Berlin 2025は、170カ国から前回を上回る5800社を超える出展者と10万人以上を超えるトップクラスの業界バイヤーが参加し、ビジネスアポイントメント数が8万件超を記録した。
来場チケットはオンラインでの事前購入が必要。日本市場向けには、メッセ・ベルリン日本代表部が特別割引価格で販売している。例えば、2026年1月14日までの早期割引では、通し券を58ユーロで販売(公式サイト価格65ユーロ)。1日券は、41ユーロ(公式サイト価格は45ユーロ)で販売している。
