2025年12月15日、滋賀県大津市で「第39回日韓観光振興協議会」が開催され、二国間の意見交換や確認文書への署名がおこなわれた。観光庁が、その内容を公開した。
2025年は日韓国交正常化60周年を迎えた記念の年であり、観光が両国の交流・相互理解を深めるとともに、友好的な環境を醸成していく重要な産業であることを改めて確認した。課題について意見交換したうえで、持続的な日韓の観光交流の拡大、地方観光の活性化、未来世代の交流の活性化、観光産業の多様化などに関する協力について、確認文書に署名した。
出席者は日本側が観光庁国際観光部長の中野岳史氏、日本政府観光局(JNTO)理事の出口まさゆ氏、韓国側が文化体育観光部国際観光部長のチャン・ソギン氏、韓国観光公社(KTO)国際観光本部長職務代理のキム・ジョンフン氏ら。次回は2026年に韓国で開催される予定だ。

