和歌山県は、このほど、地域づくりに関わる関係人口の創出と拡大を目指し、県内で活動するキーパーソンと県外の参加希望者をつなぐ新プラットフォーム「わかやまFUNBASE(ファンベース)」を立ち上げた。観光以上・移住未満の関わりを求める層に対し、地域プレイヤーの活動を「見える化」することで、持続的な関係人口の質的向上を目指す。
近年、一過性の訪問ではない「地域との深い関わり」を持つ関係人口の重要性が高まっている。「誰が、どこで、どのような活動をしているか」という情報は外部から見えにくく、関わりを探す層とのマッチングが課題となっていたことが背景にある。「わかやまFUNBASE」の構築により、地域課題の解決と人材交流をダイレクトに結びつけることを目指す。
具体的には、県内でまちづくりや産業振興に取り組むリーダーたちのプロフィールや活動レポートを掲載。現時点では、県内各地で活動する30の地域づくり団体などが登録している。一次産業の収穫サポートや地域行事の運営支援、イベントスタッフの募集など、参加者が自身の専門性やライフスタイルに合わせて選べる「関わり方」のメニューが提示されている。
プラットフォーム内では、活動紹介や募集をおこない、参加者が現地のプレイヤーと直接つながる仕組みを構築する。共感を軸にしたマッチングを促進することで、将来的な移住や複業、二拠点居住へのきっかけを創出する。
和歌山県は同サイトを通じて、県外の多様なスキルを持つ人材と地元の活動を接続し、地域コミュニティの維持・活性化を図る。事業は仕事旅行社が受託した。

