ナビタイムら、訪日外国人向けにレンタカー事故を低減するアプリを開発、細道回避や事故多発地点でのアラートなど

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あいおいニッセイ同和損害保険とナビタイムジャパンは、訪日外国人によるレンタカー事故の低減を目的としたスマートフォンアプリを共同開発し、2026年度からレンタカー事業者へ順次提供を開始すると発表した。2027年度上期には全国展開を予定している。

開発の背景には、訪日外国人の急増に伴い、交通ルールの理解不足などに起因する事故が増加している現状がある。総務省の調査によれば、観光目的のレンタカー利用時の事故率は訪日外国人が3%と、日本人の0.7%を大きく上回る。両社は2025年5月から9月に岡山県と北海道で実証実験をおこない、参加した127組すべてで無事故を達成したことで、アプリの事故防止効果を確認した。

新たなアプリは、ナビタイムのカーナビ機能をベースに、英語音声案内や「細道回避検索」を搭載。また、英語・中国語・韓国語に対応した「簡易安全運転診断」や、日本の交通ルールを学ぶ「交通ルールクイズ」、事故多発地点での音声アラート機能を備える。

さらに、自治体推奨の観光スポット提示や、クーポン付与ができるチェックイン機能により、安全運転の促進と観光振興の両立を図る。

実証実験のデータからは、訪日外国人は日本人よりも1回の走行時間・距離が長く、特定の道路形状で急減速しやすい傾向が確認されており、アプリによる注意喚起の重要性が裏付けられた。両社は今後もデータとノウハウを活用し、安全なモビリティ社会の実現と地域活性化に貢献する方針だ。

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