東南アジアのスーパーアプリ大手Grab(グラブ)は、年次製品発表会「GrabX 2026」でAIを活用した13種類の新機能を発表した。新たな機能はいずれも、地域生活、快適な移動、ビジネスの活性化を支援するものだ。
Grabとは、東南アジア最大のスーパーアプリ。配車サービスを核に、デリバリーや電子決済を展開しており、高度な最適化技術で地域の移動と生活を支えるインフラ的な存在となっている。
発表された新機能のうち、移動・旅行に関わるものも多い。個人の旅行を支援する「Personalized Travel Experience」では、自宅を出発した瞬間から空港、目的地に到着するまでを一気通貫でサポートする。空港ではチェックインカウンター情報、出発ゲートの最新情報、フライト変更の通知など、必要な情報とリマインダーをすべて一箇所に集約したのが特徴だ。
また、ホテル予約サービス「GrabStays(グラブステイ)」も発表した。パートナーアプリ・プログラムとして開発されたもので、同社の会員プログラム(GrabCoinリワード)のポイントも獲得できる。支払い方法などユーザー情報はすでに入力されていることから、配車リクエストと同様に予約も支払いもスムーズに完了する。
さらに、「Discover by Grab」では、飲食店探しを支援する。GrabのAIがユーザーの好みを学習し、おすすめを上位に表示。お気に入りのレストランを保存、シェア、投稿することも可能だ。デリバリーの注文やテーブルの予約では、アプリ内で支払いを完了することができる。
このほか、ユーザーの日常やビジネスを支援するAIエージェント機能などを多数発表しており、同社ではスーパーアプリ化をさらに加速していく方針だ。




