中国で決済サービスWeChat Payを提供するテンセント社は、外国人観光客誘致を目的とした取り組みとして、米国のオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」と連携する。これにより、PayPalユーザーは、中国国内のWeChat Pay加盟店でPayPalアカウントを通じてQRコード決済を利用できるようになる。
PayPalは、世界中にユーザーがいるため、この連携は訪中する外国人観光客にとって利便性の向上につながると見込まれている。しかし、PayPalユーザーが最も多い米国からの旅行者は、第三国へ向かう短期の乗り継ぎを除き、依然としてビザが必要なことから、テンセントへの全体的なメリットは、当初は限定的になる可能性がある。
公式データによると、2025年の訪中外国人旅行者数は、2019年の約3200万人を超える約3500万人となった。
WeChat Payは、2019年から海外の銀行カードとの連携を開始。テンセントは最近、国外の銀行カードを初めてWeChatに連携するユーザーに対して条件付きで取引手数料を免除すると発表した。
テンセントによると、2026年1月から4月にかけての訪中外国人旅行者によるWeChat Payでの国外銀行決済は、前年同期比で約80%増加したという。
※本記事は、AP通信との正規契約に基づいて、トラベルボイス編集部が翻訳・編集しました。



