ANAホールディングス、AIRDOとソラシドエアを完全子会社化へ、中期的にはブランド統合も視野

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(c) stock.foto

ANAホールディングス(ANAHD)は、北海道を拠点とするAIRDOおよび九州を拠点とするソラシドエアを傘下に持つ「リージョナルプラスウイングス」と完全子会社化に向けた協議を進める基本合意書を締結した。

完全子会社化に向けては、ANAHDを株式交換完全親会社、リージョナルプラスウイングスを株式交換完全子会社とする株式交換を行う予定。効力発生日は2027年4月1日の見込み。ただし、最終契約の締結、両社における必要な機関承認および法令上必要な手続きの完了などが前提となる。

コロナ禍以降、需要構造の変化、長引く円安や物価高、燃油費・人件費などの事業コスト上昇、深刻な人材不足など、国内航空市場を取り巻く環境は厳しさを増している。こうしたなか、AIRDOおよびソラシドエアは、中長期的な事業基盤・収益基盤の強化と持続可能な国内航空ネットワークの維持・発展に道筋をつけることが重要な経営課題となっている。

2025年5月に設置された国土交通省の「国内航空のあり方に関する有識者会議」での議論の結果、各航空会社の経営の自由度を高めるため、大手航空会社からAIRDOおよびソラシドエアを含む特定既存航空会社に対する出資に関する規制が2026年5月に廃止された。

ANAグループはこれまで、AIRDOおよびソラシドエアと資本関係や共同運航などを通じて協力関係を構築してきた。

今後、当面はAIRDOおよびソラシドエアの各ブランドを維持しながら、事業計画の策定や収入管理、調達、施設構築・維持管理における連携・機能統合を進める。また、中期的な戦略としては、ANAブランドへの統合も視野に検討を進めていく。

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