消費意欲、「旅行に行きたい」が増加 -博報堂生活総研発表(3月分)

このほど博報堂生活総合研究所は、「消費ショートレポート3月」で2013年3月の消費意欲指数は50.3点、「欲しいモノ・サービスのある人」の割合は33.7%であったと発表した。ふたつの項目ともに、同研究所が調査した2月の数値から回復しており、男女とも全年代で回復しているのが特徴だ。

消費意欲指数が高い消費者は、その理由を「暖かくなって消費意欲も上向き」、「旅行や出かける機会が増える」、「春服が欲しくなる」と回答。また、男性の多くに「景気回復」という理由も増えているという。


消費意欲指数が低い消費者の理由として「景気不安」は2月よりも減少しており、「欲しいものがない」という理由もあげられている。「欲しいモノ・サービス」の内容をみると、男性は「モノ」では「家電」、「PC」、女性は「服」「靴」などファッション関連が大幅に増加。また、「サービス」では「旅行」や「外食」も増加しており、消費に前向きな結果となった。

このレポートは、首都圏40Km圏、名古屋40Km圏、阪神30Km圏の一般生活者に対し、モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求を点数化してもらったもの。また「欲しいモノ・サービス」の有無、その具体的な対象を聞いている。

【消費意欲指数】

  • http://seikatsusoken.jp/condition/

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