立山黒部アルペンルートの「ホテル立山」、2026年8月末で宿泊事業を終了、レストラン・売店は継続

富山県の立山貫光ターミナル社は、立山黒部アルペンルート内の標高2450メートルに位置する山岳リゾート「ホテル立山」の宿泊事業を2026年8月31日で終了すると発表した。

ホテル立山は室堂にあり、立山黒部アルペンルートが全線開業した翌年の1972年に開業した。今後は立山黒部貫光の運輸事業を主体としながら、飲食・物販を合わせた各事業へ経営資源を集中するとしている。レストラン、売店は宿泊事業終了後も営業を続ける。

ホテル立山では、今後、クロージング企画として、建築ツアー、新雪を楽しむラストホワイトファンタジー、復刻メニュー、記念グッズなどの展開を予定している。ホテル宿泊営業は2025年度が2025年11月30日まで、2026年度の予約受付は2025年12月1日から開始する。

なお、同社では2024年1月に星野リゾートとの間での不動産譲渡に向けた協議開始、運輸事業に集中する方針を明らかにしていた。

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