観光白書(平成25年版)を公開、安定的な訪日外客の構造へ

政府は2013年6月11日、「平成24年度観光の状況」及び「平成25年度観光施策」(平成25年版・観光白書)を閣議決定した。

今回は1964年の刊行から50号目であり、今年がビジット・ジャパン・キャンペーン開始から10年の節目であることから、平成25版では「国際観光の振興」を特集。外客誘致について50年間の国内外の動向や主な出来事、国の施策を総括。今後の展開については、東アジア依存から脱却、外的要因に大きく影響されない「安定的な訪日外客の構造を構築する」方針を明記した。

2012年度の観光の状況では昨年と同様、震災復興に関する説明について誌面を割いたほか、北海道から沖縄までの地域別の記述を加えた。また、コラムでは、現場の具体的な取り組みや視点を取り上げる目的で、観光の分野で地域や海外で活躍する人を紹介するなど、読者の興味を喚起させる内容としている。

なお、観光白書とは観光の状況、および政府が観光立国の実現に向けて講じた施策と今後の施策をまとめたもの。毎年、国会に報告している。

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