羽田政策コンテスト、石見、山形、鳥取に1便ずつ配分決定

国土交通省は、羽田発着枠政策コンテストに応募のあった石見空港、佐賀空港、鳥取空、山形空港からの提案について、「羽田発着枠政策コンテスト評価等に関する懇談会」で評価を行った結果、政策コンテスト3枠は羽田/石見線、羽田/鳥取線、羽田/山形線にそれぞれ1便ずつ配分することを決めた。
政策コンテストの評価基準は、増便等に向けた目標設定などの評価、増便等に向けた持続的な取り組みに対する評価のほか、事項考慮として増便による利便性の向上、他交通機関との代替性、経由便による代替性も加えられた。

6人の委員による評価の結果、第1位は911点で石見空港、第2位は891点で山形空港、第3位は874点で鳥取空港となり、佐賀空港は799点の第4位で新たな羽田発着枠から漏れた。現在、石見線は全日空/ANA(NH)が1日1便、山形線は日本航空/JAL(JL)が1日1便、鳥取線はNHが1日4便、佐賀線はNHが1日4便それぞれ運航している。


▼目的の多くは観光振興にょる地域活性化

各空港の提案内容を見ると、その目的として観光振興による地域活性化、企業誘致による雇用拡大および産業振興など挙げた空港が多かった。そのなかでも山形空港は、2020年東京五輪を見据えた東北インバウンド観光の復興、震災で発揮された山形空港のリダンダンシー機能の維持などを目的に挙げた。

目標設定では、石見空港が2013年の12万7000人から2016年には14万人に増加し、経済波及効果は2016年で21億円とした。鳥取空港は2013年の32万7000人から2016年には35万人に増加し、県内事業者の利用における移動時間の時間短縮で1.4億円/年、首都圏からの観光客増で7.9億円/年の経済効果を設定。また、山形空港は2013年の7万8000人から東京五輪前までに15〜20万人に拡大し、県外入込客消費額も2013年の7.5億円から15〜20億円に拡大すると設定した。


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