英国政府観光庁、「音」をテーマに映像キャンペーン展開、約250万ポンド投じて

英国政府観光庁は「英国のサウンド」と名付けた世界的な映像キャンペーンを開始した。制作250万ポンド(約4億2600万円)を投じ、観光にまつわる音と映像を、英国の人気バンド、ルディメンタルのヒット曲にリミックスした。これらの音や映像は、ダートマスの蒸気機関車やカップに紅茶を注ぐ音、ウィンブルドンテニスの観衆の声、ケフィリー城の要塞、ラブボックス・フェスティバルのざわめきなど、英国各地の名跡や人々、場所、体験などに由来しており、視覚と聴覚で英国観光の魅力を感じられるようになっている。

さらに広告のインタラクティブバージョンでは、映像の再生中に自分好みの映像を選択し、自らの旅行プランをカスタマイズすることもできるようにした。この内容は英国政府観光庁のオンラインサイトからFacebookやツイッターなどでシェアすることも可能だ。

なお、映像キャンペーンは米国、ブラジル、中国、インド、湾岸諸国、ヨーロッパ諸国で放送開始されている。日本ではオンラインのみでの実施となる。


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