ASEAN7か国、日本は「最も信頼できる国」、「経済」より生活・文化に関心高く

外務省の「ASEAN7か国における対日世論調査」によると、日本との関係について9割以上が「友好関係にある」または「どちらかというと友好関係にある」と回答。米国、中国など11か国のなかで「最も信頼できる国」として1位(33%)となった(調査対象国は、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)。


日本のイメージについては、「技術的に進んだ国」(81%)が最も強く、「経済的に進んだ国」、「自然の景色が美しい国」(各62%)が続く。国別では、シンガポール、タイ、ベトナムは「経済的に進んだ国」のイメージよりも「自然の景色が美しい国」のイメージが強く、「豊かな文化の国」も3番目に多い結果となった。

また、日本についてもっと知りたい分野は「科学技術」(58%)、「生活様式・考え方」(56%)、「食文化」(53%)、「伝統文化・芸術」(47%)と続き、「経済」(39%)や「事業開発」(37%)よりも「生活・文化」の分野の方が高い。

日本語の学習意欲については、「チャンスがあれば学習したい」(58%)、「学習したい」(22%)と高く、11%が「日本語をすでに学習した」と回答。日本語を学ぶ理由の62%が「日本を訪問したい」で、「日本文化が好き」(51%)、「日本語のコンテンツを楽しみ、理解したい」(45%)が、「仕事に役立つ」(28%)を上回った。

「現在の重要なパートナー」としても日本(65%)、中国(48%)、米国(47%)の順で評価され、「将来の重要なパートナー」でも日本(60%)、中国(43%)、米国(40%)の順で1位となった。

調査は2014年3月1日~3月16日まで、オンラインパネルで実施。18歳以上の一般市民が対象で、回答者数は各国300名以上、計2144人。

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