ANA、2014年上半期の国際線旅客数1割増・358万人で羽田効果続く、北米・ホノルルは2割増に

ANA(NH)が発表した2014年9月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比8.6%増の59万3181人となった。今年3月から羽田路線が拡大したことにより、引き続き有効座席キロが同18.5%増。有償旅客キロも同16.5%増と増加。利用率は73.9%だった。これにより、2014年度上半期の旅客数は同13.1%増の358万5138人と大幅に増加した。有効座席キロは同22.1%増、有償旅客キロは同19.1%増、利用率は72.9%。

9月の方面別実績を見ると、全方面で供給、需要とも増加した。北米/ホノルル方面の旅客数は同15.1%増の14万1284人で利用率77.5%、ヨーロッパ方面は同37.1%増の6万7859人で利用率78.9%、アジア方面は同2.7%増の38万4038人で利用率73.9%。

上半期の方面別旅客数および利用率は、北米/ホノルル方面が同22.9%増の84万8892人で利用率77.6%、ヨーロッパ方面が同18.3%増の37万632人で利用率71.0%、アジア方面が同9.2%増の236万5138人で利用率69.4%。

9月の国内線旅客数は同1.4%減の350万6132人と8月に続いて前年割れ。有効座席キロは同2.3%減、有償旅客キロも1.3%減、利用率は66.5%だった。上半期の旅客数は同0.2%増の1976万9044人で利用率は62.4%。

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