京都市、観光とMICEで「世界があこがれる都市」へ、2020年に外国人宿泊者を約3倍・観光消費額1兆円を目指す

京都市は2014年10月~2020年度末を実施期間とする、「京都観光振興計画2020」と「京都市MICE戦略2020」を策定した。2019年からの3年間に開催される、東京オリンピックなど世界的なスポーツイベントを大きな機会とし、現在推進する「未来・京都観光振興計画2010+5」および「京都市MICE戦略」の次のステップとして、半年前倒しして策定したもの。

「京都観光振興計画2020」では名称に「~世界があこがれる観光都市へ~」を添え、これまで以上に質の向上に取り組み、「あこがれ」や「尊敬」を持たれる京都の実現を目指す。具体的には、京都の「再来訪意向」と「紹介意向」、「おもてなし度」に対する「大変そう思う」の評価を、現在の50%前後から80%以上に引き上げる。数値的には外国人宿泊客数を現在の年間113万人から300万人へ、観光消費額を年間7002億円から1兆円へ拡大することを目標とする。

「京都市MICE戦略2020」では、日本のMICEを牽引し、「世界があこがれる観光MICE都市」への飛躍をはかる。世界におけるコンベンション開催件数で、2020年までに現在の55位(43件)から35位へ成長させるほか、外国人参加者比率(2013年は16.5%)で国内主要都市1位を維持することを目標に設定。これらを実現することで、観光による経済効果を市民生活に還元するとともに、観光立国の実現を「京都の観光」がリードする役割に繋げる考えだ。

目標達成に向け、街づくりや誘致手法、コミュニケーション、MICEの4つの柱を基本に、191事業を策定。このうち、通訳案内士法特例を活用した京都市認定ガイド制度の導入や、WiFiの充実、京都を発着とする日帰り周辺地域観光の充実など47の事業を重点事業とする。

また、MICEの重点事業は10事業。ワンストップ窓口をはじめとするMICE誘致や開催支援メニューの充実化のほか、京都市内の事業者や学識関係者、行政機関の関係者を集めたMICE協議会の発足や、ミーティング・インセンティブツアーの専門官の設置も盛り込まれている。

(トラベルボイス編集部)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。