米国投資会社が「大江戸温泉」買収、23旅館と6温泉施設で外国人旅行者取込み強化へ

米国に本社を置く国際投資会社ベインキャピタルは、2015年2月13日、国内最大手の温泉チェーン「大江戸温泉物語」を展開する大江戸温泉ホールディングスを買収すると発表した。株式売買日は3月中旬を予定、取得額については公表されていない。

大江戸温泉物語は、江戸文化をモチーフにした日帰り温泉「お台場大江戸温泉物語」をはじめ全国で23の温泉旅館と6つの温浴施設・テーマパークを運営。現在の年間利用者数は約500万名、従業員数3000名、2007年以降は毎年30%成長を継続中で今期売上高は350億円。

ベインキャピタルは今回の買収に際して、観光立国を目指す日本のインバウンド市場も視野においた顧客獲得の強化、国内での大江戸温泉旅館の新規開設の加速、アジアを中心とした海外展開も含めた成長を目指す計画としている。

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