スマホが奪ったメディア時間、最多は「雑誌を読む時間」、10代はテレビが半減に -ジャストシステム調査

ジャストシステムは「スマートフォンとライフスタイルの変化に関するアンケート」調査を実施し、「スマートフォンが私たちから、どのような時間を奪ったのか?」を発表した。

スマホ利用以前と比較したメディア視聴状況について、「減った」(「すごく減った」「明らかに減った」「少し減った」の合計)割合が最も大きかったのは「雑誌を読む時間」(40.8%)で、4割が「減った」と回答。パソコンは27.7%で3割弱の人が「減った」としたが、「増えた」(「少し増えた」「明らかに増えた」「すごく増えた」の合計)も23.9%で、約4人に1人が「視聴時間が増えた」という結果となった。

ジャストシステム・プレスリリースより

年代別では傾向が異なり、10代で「減った」のは「テレビ」(49.4%)、50代では「雑誌」(48.7%)と「新聞」(39.3%)がそれぞれ他の年代よりも高かった。このほか、雑誌や新聞の広告、テレビのCMについても、約3人に1人が見る機会が減ったと回答した。

一方、スマホの利用で変わったことでは「待ち時間の使い方」があげられた。「注文の待ち時間を埋められるようになった」(62.2%)、「電車を待つ時間を埋められるようになった」(59.9%)など、約6割の人が待ち時間にスマホを活用しているようだ。

なお、スマートフォンでの行動における1日の平均利用時間のうち、最も長いのは「アプリのでのゲーム利用」(65.3分)。20代が74.8分で最も長く、次いで10代(73.6%)、30代(68.4分)と、若い方の世代がゲーム利用が多い結果となった。

調査は2014年12月9日~12月10日まで、スマートフォンを利用している10~60代の男女960名を対象に実施した。

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