楽天、旅行先の現地アクティビティ仲介サービス「ボヤジン」を買収、インバウンド強化で

楽天は、旅行中の旅行者に体験・アクティビティーを仲介する「Voyagin(ボヤジン)」運営のVoyagin Pte. Ltd.株の過半数を取得した。Voyagin社は、現地の魅力を紹介したい個人(ホスト)がアクティビティーを企画し、旅行者(ゲスト)に販売できるC2C型のアクティビティー予約サービス「Voyagin」を運営している。

楽天は、「楽天トラベル」で7カ国語によるサイトを展開しており、訪日旅行分野に注力しているところ。「今回の出資を通じて、成長著しい東南アジアを中心とした訪日外国人向け事業(インバウンド)を強化してまいります」とコメントを発表している。

ボヤジンは、現在のところ個人間のアクティビティ仲介サービスを英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)で展開しており、アジアを中心に50か国・地域で約1700のアクティビティーを提供している。トラベルボイス編集部では、ちょうど1年前に高橋代表へのインタビューを実施しており、代表はオンライン旅行会社とのパートナーシップなどについて語っていた。

なお、今回の買収にかかわる楽天側の株式取得価格は非公開。今後の役員構成などについては、今後協議のうえ決定するという。

ボヤジンの会社概要は以下のとおり。

  • 名称: Voyagin Pte. Ltd.
  •  本社: 306 Tanglin Road, Singapore 247973
  •  代表者の役職 / 氏名: 代表取締役CEO / 高橋 理志氏
  •  設立年月: 2011年1月
  • サービス開始年月: 2012年12月
  •  社員数: 13名

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…