東京・大田区、創業支援のビジネスプランコンテスト、観光やモノづくりなどをテーマに

東京都大田区は、優秀な創業者の発掘を目的に、ビジネスプランコンテストを実施する。大手の商業、サービス業、メーカーの本社のほか、中小製造業が約3500社集積する同区は、「起業家を生み育てる風土がある」とし、これまでも計6回のビジネスプランコンテストを実施。実際に創業を実現した受賞者もいるという。

募集のテーマは(1)ソーシャルビジネス・コミュニティビジネス、(2)モノづくり・アート、(3)観光、商業・サービス、の3つで、書類審査では独創性や市場性・採算性、熱意、実現可能性、知識・能力、計画性、地域貢献性について評価。最優秀賞には30万円、優秀賞には10万円、その他協賛先の特別賞(賞金10万円)や、今年度から学生の応募者を対象にした学生賞も設けた。

また、受賞者にはインキュベーションマネージャー(課題解決者)による経営支援や、大田区創業支援施設(BICあさひ)入居、家賃助成、販路拡大女性の審査優遇などの特典も用意する。

募集期間は2015年9月14日~30日。対象は個人、中小企業者、一般社団法人等、特定非営利活動法人で、区内外からの応募が可能だ。

さらに今年度から、無料の「大田区創業塾」も開講する。講師は、ビジネスプランコンテストで審査委員長を務めるマイケル・コーバー氏( 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、 米国ニューヨーク州、カリフォルニア州弁護士)が務める。



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