就寝直前の映像視聴、「ふとんに入ってからも視聴」は3人に1人、10代は約半数で新たなメディア利用が出現 -電通総研

電通総研は「就寝直前の映像視聴実態調査」の結果を発表した。全体では3人に1人、10代では約半数が、習慣的に映像を視聴している実態が明らかになったとしている。同調査は、昨年、実施した通勤・通学時の電車やバス内での動画視聴の実態調査に続く第2弾。今回は、就寝前にふとんに入ってからのメディア接触、特にテレビ番組やネット動画など、映像の視聴習慣について調べた。

実施時期は2015年9月25~28日。調査会社は株式会社電通マクロミルインサイト。

今回の調査では、まず全国の15~49歳までの男女1万人から「就寝前にふとんに入ってからテレビやネット機器で映像を視聴する習慣」の有無について回答を得て、この中から「映像視聴習慣のある1000人」を選び、本調査の対象とした。この結果、就寝前に、映像を視聴することが習慣化している人の割合は32.7%で3人に1人。また10代に限定すると、男女とも約半数(男性49.6%、女性50.0%)に上った。全般的に、10~20代の若年層の方が、30~40代よりも活発に視聴する傾向が見られた。

視聴方法別で、最も多かったのは「テレビで、放送中の番組を視聴する」(19.6%)。次いで「動画共有サイトで視聴」(15.5%)、「テレビで、録画番組を再生視聴」(13.0%)、「レンタル・セルビデオを再生視聴(DVD・ブルーレイなど)」(8.3%)となった。しかし年代別に見ると異なる傾向も見られ、特に10代では、男女とも動画共有サイトが、全ての映像視聴方法の中で最も習慣的に利用されていた。こうした結果から、スマートフォンやタブレットなどのネット機器の普及により、若い世代の間では、ベッドサイドでの新たなメディア利用シーンが出現していることがうかがえる。

視聴している映像の分野については「お笑い」「バラエティ」など、テレビ番組でおなじみのジャンルが人気だった。就寝直前に、どのような分野の映像を視聴しているかについて問う質問では、46のジャンルを選択肢として用意。回答が多かったのは「バラエティー」(45.1%)や「お笑い」(34.0%)。このほか、上位20位までに入ったジャンルの多くは、テレビ番組でおなじみのものだった。

一方、13位の「インターネット情報」、18位の「衝撃映像/レア映像」、19位「ゲーム情報」、20位の「○○してみた」など、ネット動画ならではの映像ジャンルも挙げられていた。

就寝前に映像を視聴する目的は、"リラックス"が共通要素。「就寝前に映像を視聴して良かったと思うとき」についての質問では、「リラックスした気分になれたとき」(52.7%)や「楽しい気分になれたとき」(47.5%)が最も多くなった。ただし回答内容を「最もよく視聴する映像ジャンル」別で細かく見ていくと、それぞれの特徴も浮き彫りに。例えば「バラエティー」や「お笑い」を最もよく視聴すると回答した人では「笑えたとき」という回答が圧倒的。「海外ドラマ」では「夢中になれたとき」(48.9%)、「洋画」では「感動したとき」(38.7%)がそれぞれ多数を占めた。

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