旅行デジタル国際カンファレンスが1月下旬に香港で開催、テーマは「スマートトラベラー」【読者割引あり】

2016年1月26日から2日間、旅行デジタルの国際カンファレンス「スマートトラベラー ――デジタルストラテジー・イン・アジア 2016」が香港で開催される。主催は英国の旅行専門調査会社アイ・フォー・トラベル社で、開催は今回が4度目。これまでの内容を刷新し、スマートフォンなどモバイルメディアを活用する旅行者「モバイルスマートトラベラー」に焦点を当てたものになる。

期間中は、アジアはもとより世界から旅行ビジネスに関与する企業が多数参加し、業界の成長に欠かせない最新のビジネスモデルやテクノロジーなどを広く議論する。具体的なテーマとして、モバイルとデジタルストラテジー、顧客エンゲージメント、オンラインマーケティング、データマネジメント、データ分析、アプリケーション利用、消費者行動などを設定。たとえば「Deep dive on China and Japan!」といった、日本の動向に特化したセッションも予定されている。

登壇者は、シャングリラ・ホテル、ブッキングドットコム、カヤック、スカイスキャナー、トリップアドバイザー、ホテル・クイックリー、グーグルなど複数業種の大手企業の約30名。日本からも日本航空(JAL)と楽天が講演者として登壇する予定だ。

中国では、2015年のネット予約による旅行総取扱額が550億ドルにおよび、2016年は650億ドル、2017年には750億ドルまで成長すると見込まれる(中国iResarch社調べ)。同時にこの状況は、航空業界、宿泊施設、旅行ツアーを含むすべての市場規模拡大を意味するという。

アイ・フォー・トラベルではこういった背景を受けて、同様な成長は中国のみならずアジア全域でも期待できるとし、「2016年には旅行ブランドと消費者をつなぐオンラインチャネルがさらに多様化する」と分析。モバイル市場の成長そのものが消費者と旅行ブランドとのつながりに大きな影響を与え、さらに「旅行ブランドが競争力を高めるためには、"スマートトラベラー"に向けたパーソナライズや、モバイルメディアやソーシャルメディアの活用が必要。これは、旅行会社がさらにブランドロイヤルティを高め、顧客接点を増やすチャンスでありチャレンジだ」と強調している(アイ・フォー・トラベルのマネージングディレクター ティム・ガンストン氏)。

なお、今回のイベントでは、メディアパートナーであるトラベルボイスの読者用に、200ドルの特別割引料金が設定されている。

特別料金での参加希望者は、ウェブサイトでの申し込み時に、トラベルボイス読者専用コード

「2808TVJ」を入力する必要がある。

イベントの開催要領やプログラムなど、最新情報は以下の専用サイトまで。


「The Smart Traveller - Digital Strategies in Asia」専用ウェブサイト

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    「2808TVJ




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