西武グループ、外国人旅行者向け会員プログラムを新設 -プリンス系ホテル宿泊は年間100万人超に

西武ホールディングスは2016年夏より、訪日外国人向けの会員プログラム「SEIBU PRINCE CLUB emi(笑み)」を運営開始する。会員や同社グループ各施設の利用者に対し、優待サービスなどを提供するもの。

新たに開設するサービス名の「emi(笑み)」は、外国人旅行者がグループ施設を通じた体験で「ほほえむ」ことや、自国に戻った後も会員カードをみて「ほほえむ」ことを願ったネーミング。カードのデザインにも「桜」「着物」のモチーフを取り入れ、日本での最高の体験を想起できるようなものにした。

同社によれば、2015年には101万人(1月から11月実績、実人数)の外国人観光客がグループ傘下のプリンスホテルに宿泊。今後さらに、外国人旅行者にとって魅力のあるサービスに取り組んでいく考えだ。

なお、新規プログラムの詳細は、今後特設サイトを通じて掲載する予定。

2016年1月の時点では、無料で入会可能であることや、会員には同社グループのホテル、スキーリゾート、ゴルフコース、ショッピングなどを通じた特典サービスを用意する旨の記載がある。


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