ANAの国際旅客数が初めて年間でJAL超え、利用率ではJALが高水準に ―2015年度

全日空(NH)と日本航空(JL)が発表した2015年度の旅客輸送実績によると、ANAの国際線旅客数は前年比13.5%増の816万7951人、JALは3.7%増の808万676人。国際線旅客数でANAがはじめてJALを上回る結果となった。

ANAは有効座席キロ(ASK)が10.9%増、有償旅客キロ(RPK)が14.3%増、利用率は74.3%。JALはASKが1.3%増、RPKが5.4%増、利用率は78.8%だった。

方面別旅客数を年間実績で見ると、ANAの最多はアジア方面で前年比14.2%増の552万4194人。次いで、北米/ホノルルが15.0%増の188万9567人、ヨーロッパが4.9%増の75万4190人。利用率のトップは北米/ホノルルで74.8%、次いでヨーロッパが74.0%、アジアが73.9%。ヨーロッパでは年間を通じてASKを2.3%減と供給を絞る結果となった。

一方、JALの最多は東南アジア線で前年比8.3%増の326万6598人。次いで太平洋が7.9%増の201万5925人、中国が2.9%増の129万2667人。伸び率では、大西洋とともにオセアニア線が7.9%増と好調だった。利用率のトップはグアム線の86.1%、続いてオセアニア線の84.0%、太平洋線が80.3%といずれも8割以上を記録した。

2015年度の国内線の旅客数はANAが前年比2.4%減の3842万9874人。ASKは2.1%減、RPKは1.3%減、利用率は64.1%。JALの旅客数は1.8%増の3211万4322人。ASKは1.1%減、RPKは1.5%増、利用率は67.9%となっている。

なお、2016年3月単月の実績では、ANAの国際線旅客数は前年比8.4%増の73万6998人に対し、JALは2.5%減の70万468人。利用率はANAが75.6%、JALが80.7%。ANAはASK14.6%増でRPKは13.0%増。JALはASK0.9%増、RPKが1.1%増だった。

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