写真でみる世界各国のイースター(復活祭)、各地の教会で礼拝行事、平和を願うメッセージも

写真提供:AP通信

2017年4月16日、週末を迎えた各国ではイースター(キリスト教の復活祭)を祝う催し物がおこなわれた。復活祭とは、イエス・キリストが死後3日目に復活したことを祝う重要な宗教行事。例年、華やかな催しが各地で繰り広げられる。しかしながら、世界各地ではここのところ、痛ましい事件が多発している。

AP通信によれば、エジプトやシリアほか、内戦や爆撃被害、攻撃などを受けたさまざまな国でも大勢の教徒が教会に集合。お祝いとともに平和への祈りを捧げた。また、米ニューヨークでは、「ボンネット・フェスティバル」と呼ばれるパレードを今年も実施。警備員が多数囲むなか、華やかな盛り上がりを見せたという。

日本でもエッグハントなどを中心に盛り上がりつつあるイースター。定着し、知名度があがれば、冬のクリスマス市と同じく海外旅行のテーマとして有力な素材となることだろう。今年の各地の様子をAP通信の写真からお届けする。

▼ローマ法王フランシスコはバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のバルコニーから、群衆にメッセージを呼び掛け。「キリスト教徒が最も幸せになれる日」に、戦争と憎しみによって与えられる恐怖を嘆き、卑劣な攻撃を非難する語りかけをおこなった。

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▼イスラエル・パレスチナの教会の様子。キリストが復活したとされる聖地エルサレムには数千人の礼拝者が集まった。

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▼米ニューヨークの「ボンネット・フェスティバル」の様子。豪華でエレガントな帽子をかぶった人々がイースターを祝してパレードする。

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▼米フロリダ州パルメット・ベイにあるカトリック教会の様子。日の出とともに祈りを捧げた。

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▼ロシア・モスクワの正教会の様子。ローマカトリック教徒とプロテスタント、東方正教会は異なる暦を用いるためにイースターの日が数週間ずれることがあるが、今年は同じ日となった。

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▼ロシアでは、プーチン大統領やドミトリー・ペスコフ大統領報道官が礼拝に参列する様子も紹介された。

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▼イラク・カラコシュのイースターの模様。教会の入り口ではキリスト教民兵が護衛している。

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▼ウクライナ・キエフのイースターの様子。

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▼リトアニアにある正教会の様子。

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▼エジプト・カイロの聖マルコ大聖堂でのイースター前日の礼拝。

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イースターを観光で楽しむために欠かせないのは世界の平和だ。

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