訪日客と聴覚障がい者の利便性向上へ、ANAとヤマハが多言語音声アナウンスシステムで実証実験

全日空(ANA)とヤマハは成田空港と関西空港で、ヤマハの「おもてなしガイド」を活用した新サービスの実証実験を行っている。

「おもてなしガイド」とは、ヤマハが開発した音のユニバーサルデザイン化支援システム。言語や聴力のバリアを取り除き、誰もがアナウンスの内容を理解できるようにしたもの。専用のアプリで、「おもてなしガイド」に対応したアナウンスの」内容を、多言語に翻訳された文字で確認できるシステムだ。

今回の実証実験ではこれをさらに活用し、両空港の搭乗ゲートで使用。アナウンス内容を予め4言語でシステムに録音することで、多言語対応の係員が不在の場合でも、常に4言語でのアナウンスを可能とする。さらに、事前にアプリをダウンロードした端末では、アナウンスを再生と同時に多言語化し、5言語のなかから文字情報として表示する。

ANAでは今回の音声アナウンスシステムで、搭乗案内のほか、遅延・欠航、出発便ゲートや時間変更など、多様な状況で利用し、多言語アナウンスの対応力向上を図る。今回の実証実験を機に両社は、対応言語数やコンテンツの拡充を図り、訪日外国人や聴覚障がいのある旅客にも利用しやすいサービス提供を目指すとしている。

実証実験の期間は2か月間。成田空港が4月後半から、関西国際空港では5月中旬から。

ANA発表資料より

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